公認会計士の1日のスケジュールってどんな感じ?
女性公認会計士スタッフのリアルな1日のスケジュールを公開します!
女性公認会計士 リアルな1日のスケジュール
1日のスケジュール〜事務所編〜
~9:30 | 出勤 |
9:30~12:00 | 仕事 |
昼休み | 同期でランチ or お弁当 |
13:00~17:30 | 仕事 |
17:30~ | 帰宅 |
事務所ではどんな仕事をするの?
会計士の朝はゆっくりです。というか、みんな朝に弱い。監査法人の始業時間はだいたい9:00~9:30ですが、基本的に朝会等はなく、来た人から仕事を始めます。大手監査法人(特に東京)は従業員が多いので、誰が来ていて誰が来ていないかも把握していません。フリーアドレス制なので、隣の席に違う部署の知らない人が座っている、なんてことも普通にあります。
事務所では、往査現場でなくてもできる仕事をしています。今はデータで資料を送ってくれるクライアントがほとんどなので、大抵のことは事務所でできるようになっていますね。スタッフのうちは内部統制テストや実証手続などがメインになります。会計士といってもやはりまだまだ事務作業も多く、スタッフのうちはエクセルでのデータ加工や雑務も多いです。この辺りで結構ギャップを感じでやる気を無くしてしまう人も多いですが、折れずにがんばりましょう。学べることもあります。
監査法人での事務所日のランチ事情
お昼は外食に行っている人が多いです。お昼休みの時間もルーズで、11時45分くらいになったらランチに繰り出します。12時を過ぎるとどのお店もサラリーマンで激混みなので、空いているうちに出れるのはありがたいですね。ランチはチームで行くこともありますし、仲のいい同期と行くこともありますが、毎回同じメンバーというわけではなく、その辺にいる人たちに声をかけていく感じです。みんな特にご飯にこだわりはなく、食べられればなんでもいいという人が多い印象です。私はそんなモチベの低い外食に毎日1,200円も払えないので、お弁当を買うか持ってくるかして仲良しのお姉様方と食べていますが、そういった人は少数派ですね。
監査法人で事務所勤務のいいところは?
事務所はモニターやプリンターなどの設備が充実していることですね。また、不明点をすぐ周りの先輩や同期に聞ける環境も良いです。特にスタッフ1、2年目はわからないことだらけなので事務所でアドバイスを受けながら仕事をすすめるのが成長への近道です。
あとは、オフィスに通勤することでOL感を味わえるのもいいですね(笑)。オフィスカジュアルでおしゃれして都会のオフィスに出勤すると初めのうちはテンション上がってました(笑) 。事務所日が続くときはネイルしている人も結構多いですね。ウォーターサーバーなどの設備が充実しているのも推しポイントです。
1日のスケジュール〜往査編〜
~9:30 | クライアント先集合 |
9:30~12:00 | 仕事 |
昼休み | チームランチ |
13:00~17:30 | 仕事 |
17:30~ | 直帰 or 事務所で残業 |
往査ではどんな仕事をするの?
クライアント先にお伺いして監査をすることを「往査」といいます。往査は会計士の醍醐味とも言えるますね。基本的に丸1日クライアント先の会議室で作業をします。具体的にはクライアント先においてある紙資料を見て、取引について質問したりすることがスタッフのメイン業務です。最近は紙資料も少なくなってきていますが、取締役会資料や重要会議の資料、顧客情報が載っている契約書等は今でも紙で保存されていることが多いです。
また、資料の閲覧だけでなく、会社の方とお話をする中で会社の状況の変化や、監査上の懸念点などが見えてくることも多いです。そういった意味でも対面でのやり取りはまだまだ必要なのかなと思います。また、マネージャーやインチャージは会計相談を受けることも多いですね。稀に若手スタッフでも相談を受けることはあるので、気を抜くべからず。
公認会計士の往査時のランチ事情
往査時は往査に来ているチームメンバー全員でランチに行きます。断ることはほぼ不可能なので、強制的に外食となります。もちろん各々自腹ですので、個人的には痛い出費です…。しかも1週間連続同じメンバーなんてこともあるので、(仕事でも1日中一緒なのに、なんでお昼も一緒に食べなきゃいけないのか…)なんて思ってしまいます(笑)。
ですが、嘆いていても仕方ないので評価の高いお店を探して美味しいものを食べて楽しむようにしています!グルメなメンバーがいると、色々なところに連れていってくれるので助かりますね。
監査法人での残業時間はどれくらい?繁忙期は?
公認会計士は残業時間が長いことで有名(?)ですよね。繁忙期である4、5月は土曜日も働きますが、そうでない月は残業しないですよ〜!なんてリクルートのパンフレットに載ってる人たちは語っていますが、実際は繁忙期以外もバリバリ残業しています。まあ、嘘をついているわけではないんですよねあの人たちも…。実際、人によって残業時間はかなりばらつきがあると思います。
4、5月の繁忙期は月曜から土曜まで9時〜22時で働く人がほとんどです。朝7時から働く強者もいます。繁忙期以外だと、定時で帰る人もいますし21時頃まで残ってる人もいたりでまちまちです。残っている人も好きで残っている人が多い気がします。ある程度個人に裁量権があるので、「明日早く帰りたいから今日やっておこう」とか、「来週の分の予習をやっておこう」といった調整が可能です。ですので、帰りたいけど帰れないという状況は少ないのかもしれません。
さらに、今年から四半期報告制度が廃止になった影響で、業務負担は減ったことは体感しているので、もしかすると残業も減っていくのかも…?(その分期末監査の負担が重くなる可能性もあるので何とも言えません…)
まとめ
以上が、監査法人勤務の女性公認会計士スタッフの1日でした。監査法人で働くイメージは湧きましたでしょうか?もっと細かな1日の流れについても今後アップできればと思いますでの、ぜひ読んでいただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!✨
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